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2037-09-12:Sat ◇ 未分類


ポケモンの記事を書いたり。
たまに変な記事を書いたり。
Authorによる落書き帳メモ帳みたいなもの。


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Snow halation ~Side Story Eli Ayase~

2017-11-19:Sun ◇

銀世界の中なびく金の糸は、さながら曇り空を照らす一点の月のようだった。
これははるか北方の大地で出会った二人の男女のお話。



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僕はまだ幼かった頃、家族と共にロシアで暮らしていた。
海外オフィスを多く持つ企業で働いていた父は、仕事の関係で海外転勤が絶えず、また僕ら家族もそれに伴って各地を転々としていた。
母もまた海外思考が強く、父に付いていくその傍ら、世界各地を自分の目で見てみたいという願望があり、それが日本に定住していない理由の一つでもあった。
そもそもそんな母が世界を飛び回る父に惹かれて結婚したんじゃないかという推測もあるが、そんなことは口が裂けても聞けないし、今はあまり関係のない話なので置いておこう。

ロシアにも日本人学校は存在する。
日本人学校とは海外に住んでいる日本人が日本に戻ってから日本での教育に付いていけるように、海外に有りながらも日本の教育を受けられるといった教育機関である。
が、グローバルな思考を持つ母による「折角外に来ているのに、現地の教育を知らずに帰らない手はない。」などというよく分からない考えの基、僕はカタコトのロシア語を引っさげて普通学校へと通うことになったのだ。

^さ^「ええと、Меня зовут Сакура.Привет.(русский языкголос)」
^翻^「僕の名前はさくらです。よろしくお願いします。(ロシアンイケメンボイス)」
~以降翻訳後~
一同「よろしくお願いします。」
先生「さくら君はそうね、向こうの席に座ってもらえるかしら?エリーチカ、あなた日本語は話せますよね?しばらくの間彼の通訳をお願いしてもいいかしら?」
エリーチカと呼ばれた少女「はい、わかりました。」

先生が指した方を見てみると、そこには綺麗な人形のような女の子が座っていた。
どうやらその隣の席に座れということらしく、言われるがままにその席の所に向かうと、遠く異国の地であるにも関わらず、聞き慣れた言語が耳に入ってきた。

少女「あなたが噂の転校生君ね。私は絢瀬絵里、よろしくね。」
^さ^「よろしく...ってあれ、日本語?君は日本語を話せるの?」
絢瀬「今こうやって話しているじゃない。それともロシアに来て自分の母国語も忘れちゃった?今日からしばらく君の通訳をすることになったから、困ったことがあったら私を頼ってね。」

これが僕の絢瀬のファーストコンタクト。
唯一の日本人の友人ということで、僕らはすぐに打ち解けた。
彼女がロシアに住んでいる理由も後になって分かったことだが、どうやらおばあちゃんがロシア人でいわゆるクォーターらしい。
彼女のおかげで、右も左も知らないロシアでの生活にも少しずつ慣れていった。

そんなある冬の日のことだった。
習い事のピアノの授業を終えて教室を出ると、頬真っ赤にした絢瀬がそこにいた。

^さ^「こんな寒い中何してるんだよ、風邪引くだろ。」
絢瀬「........くない。」
^さ^「...?どうしたんだ。」
絢瀬の身体がワナワナと震えているのが分かる。
次の瞬間、僕に突然抱き着いてきて言い放った。
絢瀬「おうち、帰りたくないの!」
気が強く、しっかり者だった絢瀬が泣きじゃくりながら僕の胸の中で震えている。
^さ^「...そっか。わかった。じゃあ僕の家に、来る?」
絢瀬「.....うん。」
何があったかは敢えて聞かなかった。
いや、幼い僕には聞くことができなかったのだろう。
二人は無言で帰路に着いた。

^父^「女を家に連れ込むには、まだ早いんじゃないか?さくら」
^さ^「え、いや、これにはのっぴきならない事情がありまして...」
^母^「こら父さん、あまりさくらをいじめないでやってくださいな。絵里ちゃん、かな?さくらから話は聞いています。さくらがいつも迷惑をかけてごめんね、さあ上がって。」
絢瀬「とんでもないです。私こそ急に押しかけてしまってごめんなさい...」
^母^「子どもがそんなこと気にしないの。ご飯、食べて行って。」
絢瀬「...ありがとうございます...!」

ご飯も食べ終わり、絢瀬も交えてとりとめもない話をしながら過ごしていると、時計の針はいつの間にか夜の11時を指していた。
^母^「絵里ちゃん、今日は泊っていく?」
絢瀬「そんな、そこまでお世話にはなれません!」
^母^「いいから、いいから、おうち、帰りづらいんでしょう?大丈夫だから。ただその代わり、明日は帰って家族の皆にしっかりと謝るんだよ?」
絢瀬「...本当にありがとうございます。」
^母^「うん、素直でよろしい。というわけでさくらは今日床で寝なさいね。」
^さ^「ええ...」
^母^「それとも女の子をそんな固い所で寝かせる気?」
^さ^「う、はい...」

母の半ば強引な説得もあり、僕が床に寝るという犠牲の上に絢瀬は泊っていくことになった。
寝室に向かう前、僕は父に呼び止められた。
^父^「絵里ちゃんの話、しっかり聞いてやれよ?」
^さ^「なんの話?」
^父^「なんのために絵里ちゃんがお前を頼ったのかしっかりと考えろよと、そう言ったんだ。」
^さ^「ええ、またそんな難しいことを言うなあ。」
^父^「俺の息子なんだから、女の悩みの一つや二つ、解決してみせろよ。(熟練イケメンボイス)」
そう言い残して父は自分の寝室へと向かった。

^さ^「じゃあ僕らも寝ようか」
ため息交じりそう言いながら、僕らも部屋へと向かった。

^さ^「明日は僕がお前の家まで送ってくよ。」
絢瀬「うん、ありがとう。」
^さ^「ん、じゃあ寝るか。」
絢瀬「...うん」
部屋の明かりを消す。
沈黙が流れる。
時計の針の音がやけに高く響く中、父の言っていたことが頭をよぎる。

^さ^「...それで、そろそろ家出をした理由を話してもいいんじゃないか?」
絢瀬「家出って...いや、そうね、これは家出ね。お母様達にも迷惑かけちゃうね。」
しばらくの沈黙の後、絢瀬が再び話始めた」
絢瀬「今日、いや、もう昨日ね、大切なダンスのコンクールがあったの。本当に大切な...おば様には必ず一番になるって言ったの。でも...」
^さ^「でも?」
絢瀬「なれなかったの、一番に...それどころか練習じゃ絶対しなかったミスも、それで焦って、どうしようもなくて...舞台の上で泣いちゃったの。おば様にも、ダンスを教えてくれたお母さんや先生達に顔なんて、合わせられない...」
^さ^「...」
絢瀬がダンスをしていたのは知っていた。
学校でも放課後に遊びに行く皆をうらやましそうに眺めながら毎日毎日ただひたむきに頑張っていた。
必死で打ち込んでいたものがあるわけでもないさくらが絢瀬に何かアドバイスするにはあまりにも説得力がない。
それでもさくらは目の前で泣いている女の子を放っておくことはできなかった。
^さ^「演技が終わった後、おばあさんやお母さん達と話した?」
絢瀬「...ううん。」
^さ^「そうだな、うまくは言えないけど...少なくとも絢瀬の家族は皆お前のことを誇りに思っているんじゃないのかな。」
絢瀬「そんなことあるわけないじゃない。大見得切って、大失敗して、軽蔑してるに決まってる,,,」
^さ^「結果は残念だったさ。でもお前の流した涙はお前がここまで一生懸命、頑張ってきたからこそ流れたんだ。悲しくて、悔しくて流れたその涙は同時に絢瀬の努力の結晶なんだよ。それはきっと絢瀬を支えてくれた皆に伝わってるよ。」
絢瀬「...なんでそう言い切れるの。」
^さ^「それはそうだよ。誰よりもお前の隣でお前の頑張ってきたところを見てきたんだからな。(超イケボ)」
絢瀬が震えているのが分かる。
^さ^「...泣いてるの?」
絢瀬「そんな訳ないでしょ!デリカシーないわね!」
絢瀬がフンと息つく。
絢瀬「...そうやって今までたくさんの女の子をたぶらかしてきたんでしょう?私は騙されないわ。」
^さ^「おま、人が励ましてるのにその言い方はないだろう。」
絢瀬「あなたなんて女子の敵よ、クラスに戻ったら皆に言いふらしてやるわ。」
^さ^「ええ...」
少しの間沈黙が流れる。
絢瀬「...くら」
^さ^「...?」
絢瀬「(Благодарю)」
^さ^「...?もっかい言って」
絢瀬「おやすみなさい。」
^さ^「...?おやすみ。」

明くる朝、絢瀬の家族が家に絢瀬を迎えに来た。
どうやら母が知らない内に絢瀬の家に連絡していたらしい。
絢瀬を心配していた家族の様子と、おばあさんの絢瀬を見る愛情たっぷりの目を見て、やはり絢瀬の心配は杞憂だったんだとそう確信できた。

そして時はまた流れ僕は日本に帰国することになった。
絢瀬はその見送りに来ていた。
絢瀬「あなたのその辛気臭い顔をこれからは見られないなんて、少し寂しくなるわね。」
^さ^「最後の最後までお前は皮肉しか言えないのか、全く...」
絢瀬「嘘よ、嘘。本当に寂しいと思ってるから安心して。」
^さ^「はあ、じゃあ俺はもう行くからな。」
絢瀬「ちょっと待って、少し耳を貸して。」
^さ^「...?わかった。」
絢瀬「(また会える日はそう遠くないかもしれないわね。)Chu♡」
絢瀬は小声でそう言うと、僕の頬にキスをした。
^さ^「なっ!」
絢瀬「こんなの、挨拶でしょ、じゃあまたね、さくら。」



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^さ^「それからはことりも知っての通り、高校になってから絢瀬がこっちに来たってことを知ったって感じだよって...あれ、ことりさん、何か怒っていませんか?」
ことり「むうう。だって、絵里ちゃんの方が、私の知らないさくらをたくさん知っているんだもん...」
^さ^「はあ、なんだそんなこと...」
ことり「そんなことじゃないもん!」
^さ^「そうだな、じゃあここにいるこの僕は今のことりしか知らない、ことりだけの僕だよ。(君だけのイケボ)」
ちゅっ♡
悔し涙を浮かべることりの唇を強引に奪う。
ことり「...さくら...好きだよ...」
^さ^「僕も好きだよ、ことり」


fin




エ キ サ イ ト 翻 訳
そろそろ漫画化したい。

経験則に基づく妄想の合理化と真理(石ころ理論)

2017-03-17:Fri ◇ 未分類

世の女は皆等しく路傍の石であることは最早言うまでもないが、つまらぬ物であることだけに飽き足らず、人の障害と成り得る巨石の如き者もまた僅かではあるが存在する。
ある意味で希少価値のあるその女達に人生を狂わされた私が、この一年で邂逅した”巨石”について語ろうと思う。



Case1.クズ
私とは中学校の頃からの付き合いで、非常に仲も良かったのだがその縁もここまでか。
何ヶ月も前から「この日は空けておけ、遊びに行くから」と言われており、その日に誘われていた飲み会や用事も全て断っていた。
そして迎えた当日、その女から一本の電話が届いた。

「やっぱり面倒になったから行くの止める」
別にいいのである。
何か急用で行けなくなったのであればそれは仕方がないことである。
問題は面倒になったからという理由である。
人の予定を度外視した自分勝手さに呆れて何か言うこともはばかられた。
親しき仲にも礼儀ありとはまさにこのこと。
まさしく人間のクズと言って差し支えはないだろう。


Case2.メンヘラ
一概にメンヘラとは言ってもその特性は多様である。
今回私が遭遇した巨石は所謂極度の依存症を抱えるタイプのものであった。
まずは私とその”巨石”との関係だが、一応当時は恋人同士という間柄である。
初めはありふれた恋人同士の関係であったが、私の県外への就職が決まったことが引き金となり様々な綻びが生じてくるようになった。

「会いたい」という言葉がここまで重いと感じることもない。
元来彼女はポジティブな性格ではなく、自分に自信があるタイプの女性ではなかったため、離れて生活することになってからは心配事であったり、不可能な理想論ばかり語るようになった。
明るい話題など何一つ無い、苦しさばかりが付き纏うその関係に辟易し、後述にもあることも後押しして別れることを決意した。

「別れるなら生きる意味もないから死ぬね」
要約するとそのようなことを告げられた。
そう言っている人の99.9%は死なないということは百も承知であるが、彼女のそれまでの言動や行動から「もしかしたら」という不安があった。

脅迫にも似たそのセリフの次に待っていたのは私のことを罵倒する言葉の嵐である。
関係修復は不可能だった。

最終的には別れることになり、現在は私も彼女もおそらく平穏無事な生活を送っているが、今でも当時のことを思い出すと恐ろしくて堪らなくなる。



Case3.自己中
先にあるメンヘラと別れることを後押ししたのがこのワガママ女である。
仕事の研修の際に出会った同期の女で、第一印象としては気立てもよく、明るく快活で非の打ち所がないような女である。
事件は合宿研修の最終日に起きた。
告白されたのである。
何でも一目ぼれらしいが、メンヘラに頭を悩まされた私にとって、それは余りにも甘美な響きであった。
程なくしてメンヘラと別れ、この女性と付き合うことになったのだがこちらもまた遠距離での関係であった。
とはいえ車で約1時間半の距離であり、全く会えないという距離ではなかった。

「毎日会えないのが辛い」
女とは全くわがままな生物であり、少しの我慢もできないものである。
仕事の関係上、私は週に一度の休みであったが、関係を保つためにはその全てを彼女に費やす必要があった。
毎週土曜日の夜11時を過ぎてから車を走らせ、月曜日の朝10時に戻ってきてそのまま仕事に行く、そんな生活が続いた。
当然私の身体ももたなかったが、私の身体よりも先に彼女の精神の限界が来た。

「毎日会えなくて辛いなら、いっそ別れてしまった方が楽」
初めから遠距離になるということが分かっていて、このようなことを言うのである。
もう勝手にして欲しい。
そう思いつつも一度二度三度は引き止めた。
ただあっとさくらの顔も三度まで、四度目に同じようなことを言われた時にそのまま別れることになった。

余談
その後「やっぱり別れた方が辛かったから考え直して欲しい」などと巨石は嘆願してきたが、当然私は首を縦には振らなかった。



妄想の合理化、その答えはここにあった。
初めに述べた通り、女とは路傍の石、あるいは眼前に立ち塞がる巨石である。
そこに咲く一輪の花がことりであり、妄想なのである。

単なる防衛機制と言われればそれまでだろう。
それでも私は灰色の世界にただ一つ輝く希望を抱くこと、そんな妄想の真理を追わずにはいられない。





―昔のことを思い出すと憂鬱になる。
とりわけそれが女性関係のこととなるとロクなことがなかった。
だからこそ隣にいる愛する人を眺めながら、これを奇跡と呼ばずして何と表すのだろうかと思うのである。

ことり「そんなに見つめられると照れちゃうよぅ…」
^さ^「ことりがあんまりにもかわいくてさ…好きだよ(唐突なイケメンボイス)」
ことり「もう…さくらぁ!」

ことりが僕を押し倒して抱きついてくる。

ことり「恥ずかしすぎてさくらの顔をまともに見れないよ…」
^さ^「そっか…じゃあ好きっていうのは少し控えるようにしないとな」
ことり「それも嫌!」
^さ^「ことりはわがままだなぁ…愛してるよ(超イケボ)」
ことり「むううう…さくらのバカ!知らないよ!」
ちゅっ♡

照れ隠しのキスをしてすぐに後ろを向くことり。
その後ろからそっと抱きしめる。

ことり「……(私の方がさくらのことずっとずっと好きだもん)」
^さ^「今なんて?」
ことり「なんでもないですー!」



わがままも許せるこんな世界で私は生きていきたいと切に願うのです。

プロフィール

@さくら

Author:@さくら
ポケモン総合勢(仮)
BW2シングル最高レート:1762
XYシングル最高レート:2148
XYダブル最高レート:1832
XY総合最高レート:8746
3DSFC:1220-6003-3483

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